モデルガンについて
銃の外見や中の構造を模して作られた弾丸を発射することができないトイガンのことです。 サバゲーで使用するエアガンと違いゲームをする目的で作られた物で無いため見た目や撃った時の反動、破裂音のリアルさが重要視されます。 モデルガンには火薬を使用して音やブローバックを楽しむことのできる発火モデルと火薬を使用せずに、手で動かすのを楽しんだり見ることを目的とした観賞用モデルの2種類あります。 見た目が重要視されることから、アニメやゲームなどで使用された銃がモデルになことも多くあります。 ルパン三世の次元大介の相棒コンバット・マグナムなんかは実在する銃ですがモデルガンとして人気の高い銃の1つです。
モデルガンの有名ブランド
有名ブランドはいつくらありますが、タニオ・コバも有名なブランドの1つでしょう。 実銃としてのリアルさを追求するよりも遊戯銃として遊ぶことを重視して作られたモデルガンが人気のブランドです。 モデルガンの独自アクションとして開発されたスライドアクションはタニオアクションと呼ばれ親しまれています。 国際産業も有名なブランドです。 元々はガスガンも作成していましたが、現在はモデルガンのみ製造しています。 精密さと観賞用の模型として見ごたえのあるモデルガンばかりで、特にリボルバーの人気が高いブランドです。 より良いものをより安くがモットーのKSCも有名ブランドの1つです。 美しい外観にリアルな内部構造が人気モデルガンでメッキモデルは金属の様だと評価されています。
モデルガンのメンテナンス方法
モデルガンのメンテナンスはエアガンと違い水洗いをする必要があります。 まずは説明書の通りに分解、説明書が無ければどの様な構造をしていたか覚えておきましょう。 スマホのカメラなどで撮っておくと便利です。 分解していき銃口から棒などを入れると何かに当たります。 それを押し出すとデトネーターという棒が出てきますので、それをブラシなどで水洗いしてください。 その時に一緒にバレルも水洗いしましょう。 後は乾燥させて組み立てれば大丈夫です。 自然乾燥させるか、もしくはドライヤーを使うのも良いですが、熱風は絶対に使用しないでください。 リボルバー同じ要領でシリンダーを銃の機構部に水が入らない様に水洗いしてください。
買取できないモデルガン
1977年に銃刀法改正によってモデルガンを製造する際に規制が加えられました。 モデルガンの悪用として威嚇目的で使用される事例もありますが、その他に暴力団関係者がモデルガンを改造し、弾丸の発射機能を持たせものが作られることがありました。 改造防止策としてインサートを鋳込むなど初期のモデルガンからされていたのですが、全てのメーカーがしていたわけではありませんでした。 インサート以外にも規制があり、これを52年規制と言います。 この規制に当てはまるものは買取不可になっていますし、52年規制に当てはまらずとも、バレルのインサートを抜いて貫通させている物は買取できません。