SIG/SAUER P320が次期米軍制式採用ピストルに
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2017年1月にアメリカ軍の次期正式採用ピストルとしてSIG/SAUER P320が決定したことは、このサイト上の記事でも幾度となくお伝えしてきました。
「SIG/SAUER」のハンドガンはアメリカ軍の制式ピストルだけなく、各政府機関の制式ピストルとして採用されています。また、アメリカだけでなく、日本の自衛隊や警察組織でも採用されていて、日本人にとっても「SIG/SAUER」は縁が深い銃器メーカーです。
このように、アメリカや日本で正式採用になるほどの信頼を得ている「SIG/SAUER」というメーカーについて、まだあまりご存知でないサバゲー初心者の方向けにおすすめの「SIG/SAUER」の名を冠したエアガンをご案内します。
「SIG/SAUER」のおすすめハンドガン
その1:SIG/SAUER P220
タナカ シグ P220 IC 陸上自衛隊 18歳以上ガスブローバック
1975年にスイス軍、1982年に自衛隊で制式採用になったハンドガンです。このSIG/SAUER P220はタナカワークスからガスブローバックガンが発売されています。
実はこのタナカワークス製のP220は2018年5月に大幅にリニューアルされて新しいバージョンが登場しました。旧作のタナカワークス製SIG/SAUER P220はお世辞にも皆さんにおすすめできるものとは言えませんでした。まるで、「動くだけありがたく思え!」「弾が前に飛ぶだけで喜べ!」と言わんばかりの製品でした。
これは、ネット上の知識の受け売りではなく、筆者の友人が所有していたタナカワークス製P220で体験したことです。しかし、今回リニューアルされた新P220は、作動性、命中精度が格段に改善されていて、評判の悪かったマガジンのガス漏れも改良されています。
この新P220で始めてサバゲーの仕様に耐える自衛隊9ミリ拳銃が、サバゲーマーにデリバリーされたと言っていいでしょう。今まで、マルイのP226を自衛隊9ミリ拳銃の代用品として使っていた自衛隊装備大好きなサバゲーマーにも、おすすめできます。
「SIG/SAUER」のおすすめハンドガン
その2:SIG/SAUER P226
東京マルイ シグ・ザウエル P226E2
SIG/SAUER P226は東京マルイからガスブローバックガンが販売されています。このマルイのP226はいくつかのバリエーションがあるのですが、最終形態はこのP226E2になっています。
このP226E2と従来のP226の違いは、トリガーガード前に20ミリレイルが付いたことと、グリップの形状が若干ながら細身になり手の小さい人でも握りやすくなったことです。筆者はこのマルイ製P226をサバゲーのサイドアイテムとして長く使っていましたが、その性能に不満を持ったことは殆どありません。
唯一、不具合が出たのは、マガジンのガス漏れです。実は初期のマルイ製P226のマガジンには、下から1/3ぐらいの高さのところにつなぎ目があり、そこからガズが漏れ出したのです。おそらく、東京マルイはP226のコンパクト版として人気の高かったP228へのバリエーション展開を見越して、そういったマガジンの作りにしたのでしょう。
しかし、結局のところP228は製品化されずに、P226E2からは、マガジンも1ピース構造になり、ガス漏れの心配もなくなりました。発売からすでに7年が過ぎていますが、SEALS装備の方からは未だに人気があり、サバゲーでも十分に活躍する実力を持っています。特殊部隊装備を目指すサバゲーマーには、おすすめできます。
「SIG/SAUER」のおすすめハンドガン
その3:SIG/SAUER P230
KSC P230JP ブラックHW ガスブローバック
SIG/SAUER P230は1977年に携帯性に優れた警察用拳銃として開発された380ACP及び32ACPの口径を持つハンドガンです。日本の警察での採用は、公式では1995年となっています。
このP230のガスブローバックガンは、KSCより日本警察仕様の「P230JP」として発売されています。旧モーゼルHScやHK4を思わせるトリガーガード前のデザインは、ホルスターから抜く時に衣服などに引っかかりにくく、素早いドローが可能です。
美しいデザインと、手の小さな人にも握りやすい小ぶりなデザインは、サバゲー女子の皆さんにも使いやすいと思います。サバゲーフィールドで見かけることはあまりありませんが、人と同じハンドガンが被るのが好きでないサバゲー女子の皆さんには、おすすめできるハンドガンです。
以上、筆者がおすすめするSIG/SAUERのガスブローバックハンドガンでした。
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