今回は、ガスブローバックエアガンの楽しさに付いてご案内します。ガスブローバクと言えば、多くのサバゲーマーに馴染み深いのはハンドガンでしょう。
しかし、今回ご案内するのは、ライフルやショットガンと言った「長物系ガスブローバックガン」についての説明です。パート1ではガスブローバックライフル&SMGを実際に使ってみて、初めて解る楽しさや、メリット、デメリットなど、お役に立つ情報をご案内します。
また、次回のパート2では、この経験を踏まえた上で、おすすめできるガスブローバックライフル&SMGをご案内します。どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。
ガスブローバックライフル&ショットガンの魅力とは?
このサイトをご覧の皆様なら、「ガスブローバック」とはなにか?ということは既に大半の方がご存知でしょうから、「釈迦に説法」となる説明は省かせていただきます。
ただ、ガスブローバックはご存知でも、実際にご自身で使われた体験をお持ちの方はあまりいないのではないかと思います。そこで、まず、ブローバックライフル&ショットガンの楽しさや魅力について、筆者の体験を元にお伝えします。
ガスブローバックの魅力1:リコイルが楽しい
ガスブローバックライフル&SMGの最大の楽しさは「リコイル」に尽きます。レシーバー内をボルトという重量物が、前後に動くことによって生じるガスブローバックのリコイルを一度でも味わえば、その魅力の虜となります。
次世代電動ガンの疑似ブローバックをリコイルだと信じている方は、実際にガスブローバックを体験してみれば解ります。肩に伝わる衝撃で、次世代のリコイルよりも1ステージ上の楽しさがあることに、アナタは覚醒するでしょう。
ガスブローバックの魅力2:リアルな操作が楽しい
ガスブローバックでは、多弾数マガジンがありません。実銃に近い装弾数での戦い方になります。そのため、マガジンチェンジの頻度が上がります。このリロードが慣れてくると、とても楽しいのです。
M4系ライフルだと、弾が切れる!マガジンチェンジ!ボルトリリースレバーを掌で叩く、開放されたボルトが前進しながらチャンバーに弾を送る衝撃が手に伝わる!この一連の動きを体験すると、「あぁ!自分は今、戦場にいるんだ~♪」という実感が湧き、アドレナリンが30%増量サービスになります。
このリアルな操作を体験すると、次世代電動ガンのリロードが物足りなく思えてきます。
ガスブローバックの魅力3:リアルなメカニズムが嬉しい
実銃のメカニズムに興味のない方や、電動ガン以外に触れたことにない方にはピン!とこないかもしれませんが、メカ派にとっては、ガスブローバックライフル系の内部構造は、リアルさを醸し出していて、それだけでお腹いっぱいになります。
M4系やAK系をテイクダウンした時に、メカボックスではなくハンマー、シアー、セレクターといった機構が見られるだけで嬉しくなるのです。私はウェスタンアームズ M4の内部メカを雑誌で見た時に、嬉しくなって衝動買いしてしまいました。このリアルさは、電動ガンでは味わえません。
ガスブローバックライフル&SMG&ショットガンをサバゲーで使う際の注意点
ここまではガスブローバックライフル系の楽しさや魅力についてお伝えしてきましたが、当然、デメリットや注意点もあります。ここでは実際にガスブローバックライフルを使った経験から、使用時の注意点についてご案内します。
注意点1:ガスブローバックライフルのマガジンは高い
ガスブローバックライフルのマガジンは電動ガンのマガジンと比べるとかなりコストが掛かります。そのため、米軍が標準装備として持っているマガジン数を揃えると、それだけでかなりの出費になります。
私がウェスタンアームズのM4を買った時には、マガジンを7本揃えたのですが、マガジンだけでライフルの本体価格を超えました。ガスブローバックライフルを楽しむには、次世代電動ガン2丁分以上コストがかかると覚悟してください。
注意点2:ガスブローバックライフルのマガジンは重い
ガスブローバックライフルのマガジンは電動ガンのマガジンに比べてかなり重たく出来ています。その重さがサバゲーでのフィールドワークにかなりの影響を与えます。
具体的にいうと、空になったガスブロマガジンをダンプポーチに幾つも投げ込むと、重たさで動きに支障をきたすのです。これは、はじめてガスブローバックライフルを使う人にとっては、予想不能なことでしょう。
これを避けるには、無駄弾を撃って、むやみに空マガジンを増やさないことです。そのためには、戦術が要求されます。ガスブローバックライフルを使えば、自然に戦術というものを意識するようになります。
注意点3:ガスブローマガジンは必ずガス漏れを起こす。
ガスブローバックライフルのマガジンは、必ずガス漏れを起こします。前述したウェスタンアームズの7本のマガジンは、順番にガス漏れを起こし、7本中5本まではご臨終となりました。
原因は空マガジンをダンプポーチに入れた時に、底に残っていたゴミやチリがマガジンのガスルートから内部に入り込んだためでした。マガジン内のパッキンは、僅かなチリでさえも、噛み込んだ時にはガス漏れを起こします。
そのため、野外フィールドでガスブローバックライフルを使う方は、マガジンのメンテに常に気を配ってください。
まとめ
今回、この記事を書くにあたって、他のサイト等で書かれている「ガスブロは寒さに弱い」とか「連射するとマガジンが冷えて撃てなくなる」というような、ありきたりな事柄は敢えて省略しました。
そのような記事は他のサイトで見飽きているからです。そのかわりに、実際にサバゲーでガスブローバックライフルを使用して感じた、生きた情報をお届けしたつもりです。
次回のパート2では、実際にガスブローバックライフルを使用した体験から、おすすめのガスブロバックライフルをご案内します。では、次回をお楽しみに!
パート2はこちらの記事から
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