サバイバルゲーム(サバゲー)を安全かつ快適に楽しむうえで、グローブ(手袋)は必須の装備です。手をBB弾の被弾や転倒時のケガから守るのはもちろん、銃の保持やトリガー操作の安定性向上にも役立ちます。
特にサバゲー初心者の方はどんなグローブを選べばよいか迷いがちですが、自分に合った一双があればゲームへの没入感やミリタリー気分も一段と高まります。
本記事では、耐久性(ナイロンなど素材の強度)や操作性・フィット感、そして本格志向のミリタリーデザインを兼ね備え、初心者でも扱いやすい工夫が施されたおすすめのサバゲー用グローブを厳選して8点ご紹介します。いずれもAmazonで購入可能・予算1万円以内で手に入るモデルばかりです(フルフィンガーとハーフフィンガーの両タイプを含みます)。選び方のポイント解説も踏まえて、ぜひお気に入りの一双を見つけてください。
- サバゲー用グローブの選び方(初心者向け)
- おすすめサバゲー用グローブ1:メカニクスウェア オリジナルグローブ
- おすすめサバゲー用グローブ2:メカニクスウェア M-Pact タクティカルグローブ
- おすすめサバゲー用グローブ3:オークリー SI ファクトリーパイロットグローブ 2.0
- おすすめサバゲー用グローブ4:WTACTFUL タクティカル グローブ
- おすすめサバゲー用グローブ5:ミタニ エムテックグローブ
- おすすめサバゲー用グローブ6:田村装備開発 Stealth Glove(ステルスグローブ)
- おすすめサバゲー用グローブ7:姫路グローブ コンバット C-770(自衛隊迷彩)
- おすすめサバゲー用グローブ8:BLACKHAWK S.O.L.A.G. ハーフフィンガーグローブ
- まとめ:自分に合ったグローブで快適&安全なサバゲーを!
サバゲー用グローブの選び方(初心者向け)
サイズとフィット感を確認しよう
まず自分の手に合ったサイズのグローブを選ぶことが何より重要です。
手袋が大きすぎてブカブカだったり、逆に小さすぎてキツいと、肝心のホールド性やトリガー操作性が損なわれてしまいます。
サイズが合わず「グローブは使いにくい…」と感じている人も少なくありません。購入前に各製品のサイズ表記(手囲いや全長など)をチェックし、なるべく自分の手にぴったり合うサイズを選びましょう。
マジックテープやファスナーで締め具合を調節できるモデルなら、多少サイズに余裕があってもフィットさせやすいです。
耐衝撃性と指先の操作性のバランス
サバゲー用グローブはモデルにより、生地が厚めでクッション性重視のものから、薄手で指先の感覚を優先したものまで様々です。指先の操作性も重視したいなら、トリガーやセーフティのオンオフ、マガジン交換など細かな動作でストレスを感じないか確認しましょう。
生地が厚すぎると指先の繊細な感覚が鈍り、操作しづらく感じる場合があります。
一方で薄手すぎると被弾時の衝撃吸収が弱くなるため、プロテクション性能とのバランスが大切です。ナックルガード(拳部の硬質プロテクター)付きや指先にクッションがあるモデルは被弾やぶつけた際に安心ですが、その分だけ動かしづらさも増す傾向があります。自分がどの程度まで指先の感覚を優先したいかを考え、程よい厚みのモデルを選ぶと良いでしょう。
デザイン(カラー・柄)とミリタリー感
グローブの見た目もサバゲーのモチベーションに影響します。せっかくなら本格ミリタリー感のあるデザインを選びたいですよね。基本的にはブラックやOD(オリーブドラブ)、コヨーテブラウン、マルチカム迷彩などフィールドに馴染む落ち着いた色や迷彩柄がおすすめです。
装備全体の統一感を出すため、迷彩服やプレキャリのパターン・色調に合わせるのも良いでしょう。派手すぎる色は目立ってしまうため、初心者のうちは避けた方が無難です。
この記事では米軍や自衛隊など実物装備にインスパイアされた渋いデザインのグローブも取り上げていますので、ミリタリーテイスト重視の方は注目です。
あると嬉しい機能もチェック
近年は各種便利機能を備えたグローブも増えています。例えばタッチパネル対応(スマホ操作対応)のグローブなら、装着したままスマートフォンで地図アプリを見たり連絡を取ったりできて便利です
ゲーム中にいちいち手袋を外さなくて済むので、スマホやタブレットをよく使う人は要注目でしょう。
また、ハーフフィンガー(指抜き)タイプのグローブも一部あります。夏場など暑い時期にフルフィンガーだと蒸れてしまう方には、指先を露出させたハーフフィンガーグローブを使うと格段に涼しく感じられます
ただし指先が無防備になるデメリットもあるため、被弾の痛みより快適性を優先したい場合の選択肢になります。
初心者の方はまずは基本のフルフィンガータイプでしっかり保護しつつ、慣れてきたらハーフフィンガーも検討すると良いでしょう。さらにグローブ自体の通気性も重要です。メッシュ素材を多用したモデルは手汗がこもりにくく夏でも快適ですし、逆に冬用に裏地が起毛しているモデルやインナーグローブ併用で防寒性を高める方法もあります。
季節やフィールド環境に合わせて素材や形状を選ぶことも大切です。
では、上記のポイントを踏まえておすすめのサバゲー用グローブ8選を紹介していきます。それぞれ特徴やメリット・デメリットを詳しく解説しますので、ぜひグローブ選びの参考にしてください。
おすすめサバゲー用グローブ1:メカニクスウェア オリジナルグローブ

価格 | 4000円前後 |
商品URL | https://amzn.to/3Y1bkQ7 |
製品概要
アメリカ発の人気ブランド「メカニクスウェア (Mechanix Wear)」のオリジナルグローブは、その高いフィット感と耐久性でサバゲーマーから圧倒的支持を集める定番モデルです。
元々は整備士向けに開発された作業用グローブですが、手の平に採用された合成皮革素材は薄くしなやかながら非常に頑丈で、銃や装備を握った際の手への馴染みが抜群です。
通気性に優れる生地“TrekDry”で手袋内部のムレも軽減され、長時間のゲームでも快適さを保ちます。カラーはミリタリーテイストあふれるマルチカム迷彩やコヨーテブラウン、定番の黒など豊富にラインナップ。迷彩装備との相性も良く、本格志向の初心者にもひ試してほしい万能グローブです。
メリット
- 抜群のフィット感と操作性:立体裁断と伸縮素材により手に吸いつくようにフィットし、細かなトリガーワークもストレスなく行えます。初めてでも違和感なく扱えるでしょう。
- 高い耐久性:手の平部分の合成皮革は柔軟でありながら強度も十分。継ぎ目もしっかり縫製されており、ハードなサバゲーや日常のDIY作業にも耐えうる頑丈さです。洗濯機で洗えるため汚れても清潔に保てます。
- 通気性が良く快適:指股や手の甲に通気性に優れた生地を使用し、夏場でも蒸れにくい設計です。汗で不快になりにくいため初心者でも快適に着用できます。
- カラー展開が豊富:マルチカムやODグリーンなどミリタリーカラーから黒無地まで複数の色展開があり、自分の装備に合わせて選びやすいです。装備と色味を揃えればより本格的な雰囲気が出せます。
デメリット
- 衝撃保護は最低限:薄手で操作性重視のため、ナックル部分に硬質プロテクターはありません。指先や拳への被弾時は直に衝撃を感じることも。より強い防護が欲しい人には物足りない可能性があります。
- 冬場はやや寒い:通気性が良いぶん保温性は低く、寒冷地や冬季の屋外では指先が冷えやすいです。寒い時期はインナーグローブを併用するか、防寒性能のあるモデルを検討しましょう。
- サイズ選びに注意:手にピッタリフィットする反面、サイズが合わないと窮屈さや操作性低下を招きます。購入時はサイズガイドをよく確認し、適切なサイズを選ぶ必要があります。
おすすめサバゲー用グローブ2:メカニクスウェア M-Pact タクティカルグローブ
価格 | 約¥6,000前後 |
商品URL | https://amzn.to/428fze7 |

製品概要
同じくメカニクスウェアのM-Pact(エムパクト)シリーズは、オリジナルグローブに比べ衝撃防護性能を強化したモデルです。手の甲から指先にかけてラバー製プロテクター(TPR素材)が配置されており、BB弾直撃の衝撃や物陰から身を乗り出す際の擦り傷から手をしっかり守ってくれます。
手の平側にも肉厚なクッションパッドを内蔵し、長時間エアガンを構えていても手が痛くなりにくい設計です。
それでいて指の可動域は確保されており、トリガー操作なども十分可能。最新モデルではタッチスクリーン対応素材が人差し指と親指に施され、スマホ操作にも対応しています。
カラーはコヨーテブラウンやブラック、マルチカム迷彩など展開。耐久性・デザインともに本格派にふさわしい一品です。
メリット
- 拳や指を覆うTPRラバーガードが被弾時のダメージを軽減し、安全性◎。BB弾から手を守りたい人に最適です。サバゲーフィールドで思わぬケガをしにくく、安心感があります。
- 疲れにくいクッション:手の平のパッドにより銃を長時間構えても衝撃が和らぎ、手が痺れにくいです。スナイパーで常にライフルを支える場合や、連続してゲームを行う日でも負担を軽減してくれます。
- ハングループ付き:手首部分にループ(吊り下げ用の輪)が付属しており、未使用時にカラビナ等で装備にぶら下げておけます。ゲーム間の休憩時にグローブを落としたり無くしたりする心配が減ります。
- スマホ対応で便利:指先(親指・人差し指)がタッチスクリーン対応素材になっており、グローブをはめたままスマホ操作や電子機器の操作が可能です。写真撮影や連絡確認もストレスなく行えます。
デメリット
- オリジナルより厚手:保護強化のため生地やパッドが厚く、メカニクス オリジナルと比べると指先の感覚は多少犠牲になります。繊細な操作よりも防護を優先する設計のため、瞬時のトリガー感などにこだわる人はやや違和感を覚えるかもしれません。
- 通気性はやや低下:甲のラバープロテクター部分は通気孔がなく、オリジナルモデルより蒸れやすく感じる可能性があります。夏場の長時間ゲームでは汗で不快になることも考えられるため、適宜休憩して手を乾かすと良いでしょう。
- 価格が高め:機能充実な分、価格はオリジナルより高価です(目安¥5,000~¥7,000程度)。予算1万円以内ではありますが、初心者が最初の一双に選ぶには少し勇気がいる値段かもしれません。ただ耐久性も高く長持ちするため、長期的にはコスパは良好です。
おすすめサバゲー用グローブ3:オークリー SI ファクトリーパイロットグローブ 2.0

価格 | 約¥8,000~¥9,000 |
商品URL | https://amzn.to/41PDnVl |
製品概要
米軍特殊部隊でも使用例のあるオークリー(Oakley)社製タクティカルグローブです。中でも「SI ファクトリーパイロットグローブ 2.0」は、手の甲に備えたカーボンファイバー製ハードナックルガードが特徴的なフルフィンガーグローブです。拳を覆うように配置されたブラックの硬質プロテクターは、見た目のインパクトと実用性を兼ね備え、まさに“本格派ミリタリー”なデザインです。掌側には山羊革(ゴートスキン)を使用したモデルが多く、耐久性とグリップ力を両立。指の関節部分には可動域を確保するための伸縮パネルがあり、厚手ながらある程度の指先の動かしやすさも確保されています。手首はベルクロストラップでしっかり固定可能。価格はやや高めですが、それに見合う高品質と所有欲を満たす逸品でしょう。
メリット
- 圧倒的なデザイン性:オークリーならではの洗練された戦術的デザインで、装着するだけで特殊部隊気分を味わえます。カーボン製ナックルガードの存在感は抜群で、ミリタリーファッションとしても人気です。サバゲーフィールドで注目されること間違いなし。
- 強固な手の保護:硬質プロテクターが拳や指関節を覆うため、BB弾直撃や障害物への接触による痛みを大幅に軽減します。拳で突くようにしてドアを開けるCQB動作時や、転倒して地面に手をついた際なども手を守ってくれる安心感があります。
- グリップ力と耐久性:掌側のレザー素材は滑りにくく、銃のグリップやトリガーにしっかりフィットします。縫製もしっかりしており、サバゲーだけでなくバイクやアウトドア用途にも耐える頑丈さです。多少荒く扱っても簡単には破れず、長期間相棒として活躍します。
- フィット調整が容易:手首のベルクロ(面ファスナー)により締め具合を調節でき、激しい動きでもズレにくいです。指部分にも適度に伸縮性のある素材を配置しているため、見た目ほど動きにくくはなく、必要十分な操作性があります。
デメリット
- 価格が高い:有名ブランド品ゆえに価格帯は¥8,000~¥10,000近くと今回紹介する中では高額です。予算ギリギリではありますが、それだけの価値を感じられるかは人によります。初心者には少々ハードルが高い値段かもしれません。
- 生地が厚く指先の感度は低め:頑丈な造りの反面、生地全体が厚手なため細かい操作時に若干ゴワつきを感じる場合があります。特に小さなボタン操作や繊細なトリガーコントロールでは、素手のような感覚とはいきません。慣れるまでは違和感を覚える可能性があります。
- 通気性に欠ける:保護重視で革や厚手ナイロンを使っているため、夏場はかなり蒸れやすいです。長時間のゲームだと汗で内部が湿り、不快に感じるでしょう。こまめなインターバルやインナー手袋の吸汗対策をするなど工夫が必要です。
- タッチパネル非対応:最新モデルでも指先に導電素材は使われていない場合が多く、スマホ操作の際は結局グローブを外す必要があります。ゲーム中に頻繁にスマホを使う人には不便かもしれません。
おすすめサバゲー用グローブ4:WTACTFUL タクティカル グローブ

価格 | 約¥2,500 |
商品URL | https://amzn.to/3Rq4OyK |
製品概要
WTACTFUL(ダブリュータクトフル)はAmazonで人気のコスパ系タクティカルグローブブランド。本格的な見た目と充実した機能性でありながら手頃な価格が魅力です。中でもこの「タクティカル グローブ」は、プロ仕様さながらのデザインと作り込みでサバゲー初心者から上級者まで幅広く支持されています。
甲部には軽量樹脂製のナックルガードを備え、指関節にもガードパッドを配置。掌は合成皮革と滑り止めパターンでしっかりグリップでき、指先の細かい動きにも追従する柔軟性があります。
さらに通気性抜群のメッシュ生地を多用しているため、蒸れにくく暑い季節でも快適です。
カラーもブラック、カーキ、グリーン迷彩など約5種類から選べます。「軍隊でも使用されている」とうたわれるほどスタイリッシュで、本格志向の初心者にも自信を持っておすすめできる一双です。
メリット
- リーズナブルで入手しやすい:価格は約¥2,000台と非常にお手頃で、初めてのタクティカルグローブとして試しやすいです。それでいてデザインや機能は充実しており、コスパ抜群と言えます。
- ミリタリーライクな本格デザイン:ハードナックルや迷彩色の配色など、見た目はプロ仕様そのもの。装着すると装備全体がグッと引き締まり、安価なグローブにありがちなチープさを感じさせません。本格的な軍用装備の雰囲気を味わえます。
- 通気性に優れ快適:手の甲や指の一部にメッシュ素材を採用しており、風通しが良く汗をかいても乾きやすいです。夏場の炎天下でも蒸れにくく、快適な付け心地が続きます。ベンチレーションホール付きのナックルガードで放熱性も確保。
- 操作性と保護のバランス良好:適度な厚みの生地でクッション性がありつつも、指の曲げ伸ばしはスムーズでトリガー操作に支障が出にくいです。掌の滑り止め効果も高く、エアガンのグリップをしっかりホールドできます。初心者でも扱いやすいバランス設計です。
デメリット
- 耐久性は必要十分レベル:価格相応ではありますが、やはり高級ブランド品と比べると生地や縫製の耐久力は劣る場合があります。激しい地面へのダイブや頻繁な洗濯などハードな使用を続けると、ほつれや破れが出てくることも考えられます。ただ通常のサバゲー用途なら問題ない耐久性は備えています。
- フィット感で好みが分かれる場合も:海外製品ゆえか、人によって指の長さや幅が合わないと感じるケースがあります。ジャストサイズでも指先が余る・きつい等感じたら、インナー手袋で微調整するか、割り切って予備用にする手もあります(価格が安いため割り切りやすい点でもあります)。
- ブランドネームの信頼性:メカニクスやオークリーと比べると知名度が低く、「本当に軍で使われているの?」と不安になる声も。実際にはエアソフトユーザーからの評価は高いですが、ブランド重視の人には受け入れにくいかもしれません。しかし性能自体は口コミでも好評です。
- タッチパネル非対応:低価格ゆえに高機能な素材は省かれがちで、指先にスマホ対応素材は使われていません。ゲーム中にスマホを操作する際は結局外す必要があります。この点は価格とのトレードオフと言えるでしょう。
おすすめサバゲー用グローブ5:ミタニ エムテックグローブ

価格 | 約¥1,500前後 |
商品URL | https://amzn.to/3RoKKgc |
製品概要
ミタニコーポレーションのエムテック(M-TECH)グローブは、本来は作業用手袋としてホームセンター等で販売されているモデルですが、安価で頑丈なことからサバゲー用にも人気のアイテムです。
実際に、自衛隊員が私物装備として使用している写真もあるほどで、装備にこだわる人からも一目置かれています。
手の平側は特殊製法の合成皮革(パーミア生地)でできており、抜群のグリップ力と通気性を両立。
手の甲側は伸縮性のあるナイロンやポリエステル生地でフィット感良く仕上がっています。全体としてシンプルな真っ黒な外観で、派手さはありませんが「必要十分な性能を極めて低価格で」というコンセプトが光る一双です。予算を抑えたい初心者に特におすすめで、「とりあえずこれを買っておけばハズレなし」とも言われる定番グローブです。
メリット
- 圧倒的なコストパフォーマンス:価格は¥1,000前後と驚くほど安価。それでいて耐久性・機能性ともに高く、多少雑に扱っても気にならない点で初心者に最適です。予備として複数購入しておくのも良いでしょう。
- 高い耐久性と汎用性:元々ハードな作業にも耐えるよう作られているため、サバゲーでの酷使にもへこたれません。汚れても破れても惜しくない価格なので、泥まみれのフィールドでも遠慮なく使えます。「汚れや破損を気にせず使える」のは大きな利点です。
- 優れたグリップ力と通気性:手の平の合皮素材は滑り止め効果が高く、銃や装備をしっかり掴めます。さらに生地に無数の微細な穴が開いており通気性も抜群。汗でベタつきにくく、快適な使用感が続きます。
- シンプルで合わせやすいデザイン:カラーは落ち着いたグレーやブラックが中心で、どんな装備ともケンカしません。派手さを抑えた実用一点張りの見た目なので、ミリタリー風の装備にも自然と溶け込みます。装備品の中で悪目立ちしないのもメリットです。
デメリット
- デザイン性・所有欲は低め:実用本位のため見た目のインパクトやミリタリー感は控えめです。「いかにもサバゲー装備」というかっこよさを求める人には物足りないかもしれません。ただ自衛隊でも使われている実績があることを思えば、本格派と言えなくもないでしょう。
- 衝撃吸収性能は最低限:薄手の生地でクッション類も特に無いため、被弾時の痛み軽減効果は限定的です。安全面では指先まで覆うフルフィンガーなだけマシですが、ナックルガード付きグローブには及びません。ケガ防止というよりは摩擦や汚れから手を守る用途と割り切るのが無難です。
- サイズ・フィットの選択肢が少ない:基本的にLサイズ等大きめのものが多く、手が小さい方だと合わない可能性があります。伸縮性はありますがジャストフィットとはいかない場合も。女性や手の小さい男性は他のモデルを検討した方がよいでしょう。
- ブランドの信頼感:ホームセンターで買える作業手袋という位置づけ上、「せっかくサバゲー装備を揃えるなら専門的なものがいい」という向きにはウケないかもしれません。しかし性能的にはサバゲー用途で全く問題なく、むしろ自衛隊員お墨付きと考えれば十分に信頼に値します。
おすすめサバゲー用グローブ6:田村装備開発 Stealth Glove(ステルスグローブ)

価格 | 約¥4,400 |
商品URL | https://amzn.to/4ciH4X1 |
製品概要
サバゲー界隈で定評のある国内メーカー田村装備開発による「Stealth Glove(ステルスグローブ)」です。元陸上自衛官が設立した同社ならではの知見が活かされた一品で、「トリガーに触れる指先の感覚を第一優先」に設計されています。
タクティカルグローブは厚手でごわつくものが多い中、「ステルスグローブ」は極力薄手ながらも破れにくい素材構成を追求。掌には国産の本革(牛革)と合成皮革を組み合わせ、しなやかながら高いグリップ力を発揮します。
手の甲は伸縮性と通気性に優れたメッシュ生地で、長時間はめてもムレにくく快適。
カラーはブラックと国防色(OD系グリーン)の2色展開。操作性最優先で作られたグローブなので、「グローブは苦手だけど保護はしたい…」というサバゲーマーにうってつけです。
メリット
- 指先の繊細な感覚をキープ:他のタクティカルグローブより圧倒的に薄手で柔らかく、素手に近いフィーリングでトリガー操作ができます。厚手グローブ特有の違和感がないため、グローブ未経験の初心者でも抵抗なく使えるでしょう。
- 国産素材による高いフィット感:掌に使われた日本製本革のしなやかさと、手の形状に沿った立体裁断により、手に吸い付くようなフィット感があります。メッシュ生地の伸縮性も相まって、まさに“ステルス”=着けていることを忘れるほど自然な着け心地です。
- 通気性抜群でオールシーズン快適:手の甲全面が通気メッシュなので、夏場でも群れにくく快適に過ごせます。薄手ゆえ冬場は多少冷えますが、その際は上からさらに厚手の手袋を重ねても操作性が損なわれにくいという利点もあります。
- 信頼の国内メーカー品質:日本人の手に合わせて作られており、品質管理も国内で徹底されています。縫製や裁断の仕上がりが良く、細部まで安心のクオリティ。万一破損してもメーカーサポートが受けやすい点で信頼感があります。
デメリット
- 衝撃保護能力は低め:薄さと引き換えにクッション性やプロテクション機能は抑えられているため、被弾や衝撃からの保護力は最低限です。「安全のために手袋をする」というより「装着感を損なわず最低限の保護を得る」というコンセプトですので、ガチガチに手を守りたい人には不向きです。
- 価格がやや高い:定価で¥4,000台後半~¥5,000程度と、薄手の割に値段はそこそこ張ります。他ブランドの厚手グローブと比べると機能が少ないように感じてしまうかもしれません。ただ使用感へのこだわりと国内生産の安心料を考えれば妥当な価格設定でしょう。
- 入手性:一部店舗や通販サイト(Amazonでは正規代理店のSightronなどから販売)で購入可能ですが、生産数が限られるため在庫切れのこともあります。人気商品のため品薄時期には入手しづらいことがありますので、見つけたら早めの購入がおすすめです。
- 見た目のインパクト:黒かOD単色のシンプルな見た目で、派手な特徴はありません。どちらかというと渋い実用一点張りなデザインなので、ミリタリー感を演出するには物足りないかもしれません(逆に言えばどんな装備にも合わせやすい地味さです)。
おすすめサバゲー用グローブ7:姫路グローブ コンバット C-770(自衛隊迷彩)

価格 | 約¥6,000~¥8,000 |
商品URL | https://amzn.to/41SkuBa |
製品概要
姫路グローブ製作所による通称「自衛隊コンバットグローブ C-770」は、陸上自衛隊の戦闘服(迷彩服)と同じ2型迷彩生地を使用した本格派ミリタリーグローブです。
自衛隊迷彩で装備を統一したいサバゲーマーにとって、指先まで迷彩パターンで揃えられる魅力的な一品でしょう。
手の甲全面が迷彩布地で覆われ迷彩効果は抜群。
掌側には滑り止め加工が施された合成皮革を採用し、銃器を握った際の安定感もしっかり確保しています。
手首はベルクロベルトで固定可能。さらに派生バリエーションとして、寒冷地向けの防寒仕様モデルや航空自衛隊のデジタル迷彩版も存在するなど、自衛隊装備マニア心をくすぐります。
価格も1万円を切る程度で入手可能。まさに「自衛隊装備でサバゲーをしたい」人にうってつけのグローブです。
メリット
- 自衛隊迷彩で統一感◎:迷彩服や装備と同じ陸自2型迷彩柄のため、全身を自衛隊装備で揃える際に欠かせません。手元まで迷彩にすることで完璧なコーディネートが完成し、雰囲気が一層アップします。「とにかくリアル志向」の方にはたまらないポイントです。
- 滑りにくい掌素材:掌側は細かなノンスリップパターン入りの合皮で、汗や雨で濡れても滑りにくくなっています。銃のグリップやトリガーを確実に保持でき、射撃時の安定性に貢献します。実戦想定の作りだけあり、機能性はしっかりしています。
- 適度な厚みで防護性あり:生地は薄すぎず厚すぎずで、BB弾直撃の痛みを和らげる程度のクッション性があります。ナックル部分にはソフトパッドが内蔵されており、拳をぶつけた際の衝撃も軽減。森林フィールドで枝をかき分ける時なども手の甲を保護してくれる頼もしさがあります。
- バリエーションが豊富:基本の陸自迷彩モデル以外に、冬用に裏地を付け保温・防水性を高めたタイプや、航空自衛隊迷彩(デジタル迷彩)柄のモデルも展開。季節や好みに応じて選択肢が用意されている点も魅力です。
デメリット
- 特定の装備以外では浮く可能性:自衛隊迷彩柄は特徴が強いため、他の装備との組み合わせによっては違和感が出ることがあります。例えば米軍系装備や他国迷彩の中にこのグローブだけ使うと統一感が崩れるかもしれません。基本的には自衛隊装備に合わせる専用と割り切った方が良いでしょう。
- 通気性は平均的:迷彩布地部分は丈夫ですが通気性はそれほど高くなく、夏場はやや蒸れを感じる可能性があります。メッシュ素材ではないので、長時間の運用では休憩中に外して手を乾かすなどの対策をすると快適です。逆に冬場はある程度防風性があるとも言えます。
- 入手ルートが限られる:一般的なサバゲー用品店より、ミリタリーショップやネット通販(Amazonや楽天等)での取り扱いが中心です。タイミングによっては品薄や取り寄せになる場合も。人気商品なので購入の際は在庫状況に注意が必要です。
- 重量感がある:生地がしっかりしている分、メカニクスなど軽量グローブと比べると若干重量があります。とはいえ装着してしまえば気になるレベルではありませんが、フル装備で荷物を軽くしたい派には気になるかもしれません。
おすすめサバゲー用グローブ8:BLACKHAWK S.O.L.A.G. ハーフフィンガーグローブ

価格 | 約¥1,000~¥3,000(レプリカ品含む) |
商品URL | https://amzn.to/41P09ww |
製品概要
アメリカの老舗タクティカルブランドBLACKHAWK!(ブラックホーク)がかつて展開していたS.O.L.A.G.シリーズのハーフフィンガータイプグローブです。現在ではレプリカ品も多く流通していますが、そのデザインコンセプトは「軽快さと保護性能の両立」にあります。
指先が露出したハーフフィンガー仕様により、素手に近い細かい作業性と通気性を確保。一方、拳部分にはカーボン調のハードナックルガード、手の平には衝撃吸収パッドを備え、要所の保護は万全です。リスト(手首)部分は二重のストラップやファスナーでしっかり固定でき、激しい動きでもズレません。
暑い夏場でも指先が出ている分ムレにくく、長時間のゲームでも快適です。「グローブをしたままだと作業しづらい…」という方に最適な一双で、スマホの操作や細かなリロード動作も指先そのまま行えます。
メリット
- 指先の自由度が高い:ハーフフィンガー最大の利点は、なんといっても指先の解放感です。グローブ越しでは難しい細かな操作(小さなスイッチの切替えやBB弾の装填など)も、指先を直接使えるのでスムーズに行えます。スマートフォンのタッチ操作もそのまま可能です。
- 涼しくムレにくい:指先から熱が放出されるため、フルフィンガーに比べて格段に通気性が良く、夏場でも快適です。汗で指先がふやけることもなく、「指抜きにすると一気に手が軽く感じる」と言われるほど開放的な着け心地です。
- 要所のプロテクション:露出している指先以外の部分(拳や手の平など)には、ハードシェルやパッドでしっかり保護が施されています。特にナックルガードは拳を地面についたり物陰から突き出したりしても衝撃を吸収してくれ、安心感があります。半指ながら安全面も考慮された設計です。
- 着脱が容易:指先がない分スルっと手を抜き差ししやすく、さらに手首の面ファスナーやジッパーでワンタッチ着脱が可能です。ゲーム間の休憩で素早く脱いだり、再開時にさっと着けたりできる手軽さは地味ながら嬉しいポイントです。
デメリット
- 指先が無防備:一番の欠点はやはり指先への被弾リスクです。グローブで覆われていない指先にBB弾が当たると強い痛みを感じますし、流血の恐れもあります。特に第一関節より先は完全に露出するため、ヒットをもらうとかなりのダメージです。安全性ではフルフィンガーに劣ることを認識しておきましょう。
- 屋外フィールドでの汚れ・怪我:指先が出ていると地面の泥や砂で汚れたり、茂みで棘に刺さったりする恐れもあります。屋外フィールドでは転倒時にとっさに手をつくと指先を擦りむいてしまうことも。屋内戦(CQB)や夏季向けと割り切り、野外戦では極力慎重に動く必要があります。
- 季節や状況を選ぶ:涼しさと引き換えに冬場の防寒性は皆無ですし、指先が冷たくなりやすいです。また、被弾覚悟の上級者向けとも言えるため、初心者がいきなり使うには勇気がいるかもしれません。まずはフルフィンガーで慣れてから、夏場用セカンドグローブとして導入するのがおすすめです。
- 入手可能性:ブラックホーク純正品は国内では流通が少なく、代替としてレプリカや他社類似品を選ぶ形になる場合があります(Amazonでも「S.O.L.A.Gタイプ」等の名称で販売)。品質はピンキリなので、購入時は評判やレビューを確認したほうが良いでしょう。
まとめ:自分に合ったグローブで快適&安全なサバゲーを!
サバゲー用グローブのおすすめ8選、いかがでしたでしょうか。耐久性重視のものから操作性優先のもの、本格ミリタリー仕様のデザインや夏向けハーフフィンガータイプまで、初心者の方にも試しやすいモデルを幅広くご紹介しました。それぞれ一長一短や個性がありますので、ぜひ「自分のプレイスタイルや装備コンセプト」に合った一双を選んでみてください。
最後に重要なのは、実際に使ってみてのフィット感です。グローブは消耗品でもありますから、最初は気軽に試せる価格のものを使ってみて、気に入ったら長く使える良品を買い足すのも良いでしょう。手をしっかり保護しつつ操作性も向上させてくれるグローブは、サバゲーをより一層楽しく、安全にしてくれる頼もしい相棒です。ぜひ自分にぴったりのグローブを見つけて、快適なサバゲーライフを送ってください!
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