今回紹介するのはコクサイの魅力についてお話していきます。
コクサイは元々、国際産業というモデルガンやガスガンを製造販売するメーカーの愛称でした。
モデルガンとしてはリボルバーやM19、M29シリーズなどを中心に製造、販売をしており、そのその精密な作りとで観賞用として非常に人気がありました。
エアガンも全てが好評だったわけではありませんが、人気作もありM16のセミオートライフルは命中の精度が高く人気でした。
しかし、1990年にモデルガン自体の人気が落ちてしまい、メーカー活動が終了してしまいました。
その後、有限会社ウリウが製造を引き継ぎ、もう一度コクサイブランドを製造販売をしました。
ですが、2018年1月31日、この記事を書いている年に商品の製造と販売を終了しました。
今回はそんな、コクサイの魅力について書いていきます。
スーパーウェポンシリーズ
まず最初に紹介するのはスーパーウェポンシリーズです。
コクサイの大きな魅力の1つがこのスーパーウェポンシリーズで、当時は遊ぶならエアガン、見た目やリアル感にこだわるならモデルガンとハッキリと分けられていました。
当時、エアガンは機能性に特化しており、リアルさというのはあまり感じられていなかったんです。
ところが、コクサイがスーパーウェポンシリーズを製造販売し、大きな話題になりました。
なんせ、モデルガンとエアガンの機能が1つになり両方を楽しめる商品が出たのです。
エアガンを買おうかモデルガンを買おうか迷っていた人たちは喜び欲しくてたまらなかったはずです。
最初に出たスーパーウェポンはM16A1と呼ばれる種類の銃でエアガンとしてもこの銃がモデルになるのは初でした。
M16A1はアメリカ軍のライフルでM16シリーズで最初に陸軍と海兵向けにモデルされた銃です。
リアルなだけでなく音が出るし弾が出るのでとても喜ばれていたのですが、1つ欠点がありました。
威力に問題があり、勢いのあるBB弾も出ず、射程も短かったのです。
その後も第2弾、第3弾と出したいきましたが、第2弾はエアガンともモデルガンともどっちつかずの性能になってしまい、使いづらいものでした。
第3弾は威力も命中精度もあり精巧なものが出来上がったのですが、非常に脆くバレルが簡単にポッキリいってしまうものでした。
コクサイの意欲作で夢のある面白い銃ですが、結果的には夢で終わったシリーズです。
しかし、もちろんこの夢のあるトイガンにもファンがおり、スーパーウェポンシリーズを求める方も少なくないです。
M29パワーアップマグナム
最初に注意しておきます。
国際産業が1986年に製造販売したエアガンですが、現在は銃刀法違反に抵触しており、販売も所持も禁止されています。
間違っても購入しないようにしましょう。
リボルバーのコクサイと呼ばれているほどリボルバーに力を入れているコクサイですが、当時では珍しくコクサイは見た目にも非常にこだわっていました。
この時開発されたのがミラクルカートリッジです。
国際産業独自の製品で、このミラクルカートリッジによってモデルガンに近い製品を作ることができました。
そして、第一弾として販売されたのが、このM29パワーアップマグナムというわけです。
M19
コクサイの魅力を語る上で外せないのがM19です。
モデルガンや、エアガンに詳しくない人でもM19は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
アニメルパン3世のガンマン次元大介の相棒とされているリボルバーがM19なんです。
先ほど『リボルバーのコクサイ』と紹介しましたが、こう呼ばれるようになったきっかけがこのM19なんです。
使用感やシステムの再現度も非常に高く、見た目もまさしく本物にしか見えないほどです。
それになんといってもグリップが実銃のものをそのままつけることができ、多くの人がコクサイのM19のモデルガンに魅了されました。
しかし、それだけではありません。
M19のリボルバーが作られたのはモデルガンだけではなくガスガンでも製造されました。
このガスガンのM19も本物に近づけようと製造されています。
実弾を使っているように感じられるように工夫されており、リボルバーのカートリッジにBB弾を装填することができます。
せっかくリボルバーを使っているのだから実銃のようにカートリッジから弾を込めたいという人には大満足のリボルバーでした。
これらの活躍からコクサイは『リボルバーのコクサイ』と呼ばれるようになったのです。
モデルガン
コクサイはガスガンも製造していましたが、やはり強みはモデルガンです。
やはり、リボルバーのモデルガンが多く、根強いファンもいます。
金属製のズッシリとした重みがたまらないという方も多くいました。
また、不発になることが少なく、中にはこのモデルガンは今のところ発火率が100%だ!と嬉しそうに語る人もいました。
暗いところでの光るのも綺麗だと満足げでした。
終わりに
以上がコクサイの魅力についてになります。
すでに製造が終了していることもあって手に入りにくい状況にはなっていますが、それでも探してみると、ちらほらコクサイのモデルガンが購入できるところがありました。
これから先コクサイのモデルガンが増えることは難しいでしょう。
気になる方はぜひ、購入を検討してみてください。
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