ドットサイト/ダットサイトとは
最初にドットサイト/ダットサイトがどういったものなのかを説明していきます。
ドットサイトまたの名をダットサイトは光学照準器の1つです。
光学照準器とはその名の通り光を使って標的を狙う付属部品のことで、
オプティカルサイトとも呼ばれることがあります。
もしかしたら、オプティカルサイトと呼ばれることの方が多いかもしれませんね。
サバイバルゲームに興味のある人、ない人でもみたことがあるのではないでしょうか。
光学照準器について
最初に少しだけ光学照準器についても説明していこうと思います。
というのも光学照準器にはいくつかの種類があり、中にはドットサイトと非常に似ており、説明されないと分からない可能性がある照準器があるのです。
ですので、簡単に他の光学照準器についても説明していきます。
光学照準器には以下の種類があります。
・テレスコピックサイト
・レーザーサイト
・ドットサイト/ダットサイト
・ホログラフィックサイト(ホロサイト)
この4つが主な光学照準器になるでしょう。
テレスコピックサイトは狙撃銃に使われることが多い照準器です。
狙撃を目的にしているため望遠鏡の機能を持っています。
レーザーサイトは直進する光を狙撃する物に直接当てて狙いを定める照準器のことです。
映画などで赤い光の点が対象に当たってドキドキ!というシーンに使用されるので見覚えのある人も多いのではないでしょうか。
ドットサイト、ホロサイト
最後にドットサイト、ホロサイトの2つの説明をします。
この2つが非常に似ているのです。
この2つは光像式と呼ばれるもので、ハーフミラーなどを使い遠くに照準を合わせることができるようになったものです。
主に小火器に装着されるもので、照準用の光が点(ドット)であるものが、ドットサイトと呼ばれます。
中でも照準用の点が赤のものはレッドドットサイトと呼ばれます。
覗いた時に見える光の点を目標に合わせて射撃します。
ホロサイトも同じように狙いを定め、姿形も似ています。
ドットサイトとホロサイトの違いは光の点の構造が違います。
ホロサイトはホログラフィーを使ったレンズにレーザーを投影します。
そのためドットサイトと違う汚れや傷がついても使用することができます。
ドットサイトは構造が複雑なため説明は省きますが、物によってはバッテリーや、メンテナンスが必要になります。
また、中には寿命があるなどの欠点があるものもあります。
こう見るとホロサイトの方が良いように見えますが、実際サバイバルゲームで使用するものならば、違いはほぼないと言っていいでしょう。
ただ、物によっては電池が必要になってするため、初心者の方は気をつけましょう。
ドットサイト/ダットサイトの種類
ドットサイトには主に2つの種類があります。
チューブタイプとオープンタイプです。
チューブタイプは筒の前後にレンズを付けた構造のドットサイトです。
チューブタイプはレンズが筒で守られているので傷ついたり、汚れたりしないのがメリットです。
また、ドットサイトはサイト内の光が敵からも見えてしまうので、フラッシュキルというアダプターをつけることができます。
これを付けることで相手に見つかりにくくなることができます。
次に紹介するのはオープンタイプです。
オープンタイプはレンズむき出しになっているドットサイトです。
オープンタイプのドットサイトはチューブタイプよりも軽いため使いやすいです。
スピード勝負のシューティングマッチなどではこちらのオープンタイプのドットサイトを使ってる人の方が多いのではないでしょうか。
軽いので、もし女性の方がサバイバルゲームをプレイするのならば、オープンタイプのドットサイトの方が良いでしょう。
ドットサイトの付け方について
次にドットサイトの付け方について説明していきます。
初心者の方には特に注意してほしいことがドットサイトだけ購入しても、銃本体にドットサイトを付けることができないということです。
銃にドットサイトを取り付ける場合マウントと呼ばれるものが必要になります。
このマウントを先に銃に装着しないことにはドットサイトを付けることができません。
ですので、初心者の方がドットサイトを購入する場合はマウントレールも一緒に購入するようにしましょう。
ゼロイン
ドットサイトを取り付けるとゼロインと呼ばれる照準調整が必要になります。
マウントにドットサイトを取り付けて狙えば大体当たるわけではないのです。
ドットサイトを持っている方ならばわかると思いますが、ドットサイトには調整用のネジがあります。
このネジで調整しながら思った通りに弾丸が飛んでくれるのかを調整する必要があるのです。
ここでゼロインのやり方を全て書き切ることは難しいので、また別の記事でゼロインについては学んでみてください。
ここでは、ドットサイトを取り付けた後にゼロインをする必要があると覚えてください。
ドットサイト/ダットサイトの付属品について
ドットサイトにはブースターという付属品があります。
ブースターはドットサイトの後ろにつけることができる付属品です。
ドットサイトは望遠鏡の機能はないので、遠距離射撃をするのには力不足です。
ブースターにはドットサイトに倍率を与えることができるので、
遠距離戦がしたい場合はブースターを買ってみましょう。
最後に
以上がドットサイト/ダットサイトの説明になります。
ドットサイトの記事なのに、他のパーツの紹介もしましたが、
似たパーツが多くあるのもドットサイトの特徴の1つと言えるでしょう。
特にホロサイトなんかは似ていることからホロサイトのレプリカとしてダットサイトが売られていることもあります。
ドットサイト、ホロサイトを購入する場合は気をつけて購入してください。
・ドットサイトは光学照準器の1つ
・照準用の光が点(ドット)である
・チューブタイプとオープンタイプがある
・ドットサイトを付ける場合マウントが必要
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