サバゲー(サバイバルゲーム)で使用するゴーグルは、初心者にとって最も重要な装備の一つです。BB弾から目を守るゴーグル選びを間違えると、安全性に影響するだけでなく、フィールドで快適に遊べなくなってしまいます。そこで本記事では、サバゲー ゴーグル おすすめの製品を中心に、安全性と快適性に重点を置いた選び方のポイントと、初心者向けのおすすめゴーグルランキングをご紹介します。さらに、各ゴーグルの比較表や実際の使用レビュー(長所・短所)、Amazonリンクの活用法、FAQなど盛りだくさんの内容で解説します。サバゲー初心者の方はぜひ参考にして、安全に楽しくゲームをプレイしましょう!
- サバゲー用ゴーグルの選び方:安全性と快適性を重視
- 初心者向けサバゲーゴーグルおすすめランキング7選
- 東京マルイ プロゴーグル フルフェイスタイプ – 初心者安心の曇らないフルフェイス
- Bolle (ボレー) X800 タクティカルゴーグル – 高い耐久性と快適さのバランス◎
- Bolle X500 アタッカー ゴーグル(アジアンフィット) – 眼鏡ユーザーに最適な広視野モデル
- ESS プロファイルNVG ターボファン (アジアンフィット) – 究極の防曇性能を誇るハイエンドモデル
- SWANS (スワンズ) タクティカルゴーグル SG-2280 – 日本ブランドが本気で作った高品質モデル
- LayLax (ライラクス) SATELLITE タクティカルグラス バックルタイプ – 軽量コンパクトで扱いやすい入門モデル
- Bolle STORM シューティングゴーグル – メガネ感覚で使える格安入門ゴーグル
- おすすめゴーグルの比較表
- FAQ(よくある質問)
- まとめと次へのステップ
サバゲー用ゴーグルの選び方:安全性と快適性を重視
初心者がサバゲー用ゴーグルを選ぶ際には、「安全性」と「快適性」の両方を満たすものを選ぶことが大切です。以下に、ゴーグル選びで注目すべきポイントを解説します。
安全性のチェックポイント
- 耐衝撃性能の高いレンズを選ぶ
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サバゲーでは高速で飛ぶBB弾から目を守る必要があります。ポリカーボネート製レンズなど耐衝撃性に優れた素材を使用したゴーグルを選びましょう。米国安全基準のANSI Z87.1や日本工業規格(JIS)に適合した製品であれば防弾基準をクリアしており安心です(※普通のメガネやサングラスはこれらの基準を満たさないため使用禁止です)。詳しい安全基準についてはメーカーや専門店の解説記事なども参考になります【外部リンク: ANSI規格の解説】。
- 隙間なく目を覆える形状
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ゴーグルの形状は大きく分けて密閉型のゴーグルタイプとメガネ型のシューティンググラスタイプがあります。安全面では、顔に密着し上下左右に隙間ができないゴーグルタイプがベストです。密閉度が高ければBB弾が横や下から飛び込むリスクが減ります。ただし、その分後述する曇りやすさの課題もあります。
- フィールド規定を満たすもの
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サバゲーフィールドによっては使用できるゴーグルの種類が定められています。特に金属メッシュタイプのゴーグルは、被弾時に弾が砕けて破片が飛び込む危険があるため禁止としているフィールドも多いです。初心者の方はまずクリアレンズのゴーグルタイプを選べば、全国どこのフィールドでも問題なく利用でき、安全性も確保しやすいでしょう。
- フルフェイスタイプも検討
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初心者にはゴーグルとフェイスマスクが一体になったフルフェイス型もおすすめです。目だけでなく顔下部(鼻や歯)まで保護でき、安全性は抜群です。特に初めてサバゲーをする方はフルフェイスだと安心感が違います。ただし、フルフェイスは少し視界が狭くなったり、蒸れやすいという面もあるので、慣れてきたらゴーグル+別途フェイスガードの組み合わせも試して、自分に合うスタイルを見つけると良いでしょう。
快適性のチェックポイント
- フィット感と装着感
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長時間ゲームをするならゴーグルの付け心地も重要です。ストラップの長さ調節が容易で頭にしっかり固定でき、クッションパッドがついていて痛くならないものを選びましょう。日本人向け(アジアンフィット)設計のモデルは顔の形に合いやすく、ずれにくいです。また、自身が眼鏡ユーザーの場合は、眼鏡と併用できる広めのフレーム内空間を持つゴーグルを選ぶと快適です(商品説明に「眼鏡対応」などの記載があるもの)。眼鏡が難しい場合は思い切ってコンタクトレンズにする選択もあります。
- 曇り止め対策
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ゴーグルが曇る問題は多くのサバゲーマーを悩ませます。快適性のためには曇りにくい工夫が必須です。具体的には、レンズ自体に防曇コーティングが施されているモデルや、フレーム部分に通気孔(ベンチレーション)があるモデルがおすすめです。空気の循環によって内部の湿気を逃がし、曇りを軽減してくれます。さらにハイエンドモデルになると小型ファン内蔵で強制的に換気するタイプもあります。また、どんなゴーグルでも市販の曇り止めスプレーや曇り止めクロスを併用すると効果的です。特に夏場や湿度の高い環境では事前に曇り止め対策をしておきましょう。
- 重量と視界の広さ
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ゴーグルの重量や大きさも快適性に影響します。軽量なゴーグルは首や顔への負担が少なく動きやすいです。一方で大型のゴーグルは視界が広く取れるメリットがあります。特に周辺視野の広さは索敵や状況確認に有利です。ワイドレンズタイプのゴーグルだと視界の妨げが少なく、初心者でも安心感があります。自分の優先したいポイント(軽さ重視か広視界重視か)に合わせて選ぶとよいでしょう。
- 着脱やメンテナンスのしやすさ
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ゴーグルの中にはバックル式で素早く着脱できるものや、レンズ交換が簡単にできるものがあります。ゲーム中や休憩中にすぐ取り外せたり、レンズをクリアからスモークに付け替えたりできると便利です。さらに、掃除やメンテナンスがしやすい構造(レンズを外して洗える等)だと清潔さを保ちやすく快適に使い続けられます。
以上のポイントを踏まえて、自分に合ったサバゲー用ゴーグルを選びましょう。安全性が確保されたうえで快適に使えるものを選べば、ゲームに集中できパフォーマンスも向上します。
初心者のうちは迷ったらまず「ゴーグルタイプのフルフェイス」を使うのも一つの手です。顔全体を守れるので安心感があり、どのフィールドでも使用可能です。【内部リンク: サバゲー初心者向け装備ガイド】で他の必需品もチェックして、安全にサバゲーデビューしましょう。
初心者向けサバゲーゴーグルおすすめランキング7選
それでは、上記の選び方ポイントを踏まえて初心者におすすめのサバゲー用ゴーグルをランキング形式で紹介します。安全性能はもちろん、曇りにくさやフィット感、価格帯なども考慮し、5〜10商品の中から厳選した7つのモデルをピックアップしました。それぞれのゴーグルの特徴と、実際に使ってみた際の長所・短所も解説しているので、自分に合いそうなゴーグル選びの参考にしてください。
東京マルイ プロゴーグル フルフェイスタイプ – 初心者安心の曇らないフルフェイス

- 電動ファン+防曇レンズで驚くほど曇らない。顔全体を保護でき安全性◎。眼鏡ユーザーもそのまま使える。
- フルフェイスゆえの重量と蒸れやすさがある(ファンOFF時)。デザインがやや大きく好みが分かれる。
特徴と解説
サバゲー業界大手東京マルイ製のフルフェイス型ゴーグルです。電動ファン内蔵で曇り止め性能が非常に高く、眼部から顔下部(鼻や口元)まで一体でカバーするため安全性は抜群。
初めてサバゲーをする人でも、この1つで目と顔を完全防護できる安心感があります。レンズは耐衝撃のクリアポリカーボネート製で視界も良好です。
ファンは2段階の強さ切替が可能で、暑い日や運動量の多いゲームでもゴーグル内部を強制換気してくれます。眼鏡着用者でもフルフェイス内が広めに作られているためメガネをかけたまま装着可能です。
実際の使用感としては、「真夏でもほとんど曇らなかった」「ヒットされても顔が痛くないので安心」と初心者からベテランまで高評価です。
一方でフルフェイスゆえに少し重量があること、顔全体を覆うため息苦しさを感じる場合がある点は留意が必要です。とはいえ、曇りにくさと安全性の両立という点で初心者に最適なゴーグルと言えるでしょう。
Bolle (ボレー) X800 タクティカルゴーグル – 高い耐久性と快適さのバランス◎

- 厚手レンズで耐久性◎、曇り止めコートと通気構造で曇りにくい。視界が広くフィット感も良い。価格以上の品質でコスパ高。
- フレーム内がやや狭くメガネと併用不可。真夏の極端な湿度環境では若干曇る場合あり(曇り止め剤で対処推奨)。
特徴と解説
フランス発のアイウェアブランドBolle(ボレー)の定番タクティカルゴーグルです。実物軍用としても採用例があり、高品質ながら比較的手頃な価格で入手できるコストパフォーマンスの良さが魅力。
【安全性】厚みのあるポリカーボネート製レンズを採用しており、被弾に対する耐久性は折り紙付きです。実際に使ってみても至近距離で直撃してもレンズが割れる心配はほぼありません。
【快適性】視界が広い一枚レンズで、かつ顔へのフィット感も良好です。フレームとレンズの間にわずかな通気スペースが設けられており、曇りにくい設計になっているのも嬉しいポイント。
レンズ表面には曇り止めコーティングも施されています。密閉型ゴーグルとしては比較的軽量で、装着中もストレスが少ないです。筆者含め愛用者が非常に多いモデルで、「とりあえずX800を選べばハズレなし」との声もあるほど初心者にも安心しておすすめできます。
欠点としては、フレーム内の空間がそれほど大きくないため眼鏡との併用は難しい点があります(眼鏡ユーザーは後述のX500などを検討すると良いでしょう)。また、防曇性能は高めとはいえ、真夏の高湿度環境では長時間の使用で多少曇りが発生するケースもあります(定期的な換気や曇り止め剤の併用がおすすめ)。
総合的には安全性と快適性のバランスが取れた優秀なゴーグルとして初心者から上級者まで幅広く支持される一品です。
Bolle X500 アタッカー ゴーグル(アジアンフィット) – 眼鏡ユーザーに最適な広視野モデル

- フレームが広く眼鏡を掛けたまま装着可能。耐久性も十分で安心。通気孔+防曇コートで眼鏡併用でも曇りにくい。フィット感が良く顔が大きめの人にも◎
- デザインが大柄で存在感がある(好みが分かれる)。重量がわずかに重く感じる場合あり。X800に比べ在庫が少なく若干入手性が劣ることも。
特徴と解説
こちらもBolle社製で、先ほど紹介したX800の兄弟モデルにあたるX500 アタッカーです。最大の特徴はフレーム内空間が広く取られており、眼鏡の上から装着できる点です。
テンプル(眼鏡のツル)部分が収まるスペースが確保されているため、ある程度のサイズの眼鏡であれば併用可能になっています。視力矯正が必要なサバゲーマーにとってこれは大きなメリットです。
【安全性】レンズ厚はX800ほど分厚くはないものの、耐衝撃性は十分でサバゲーでの被弾にはしっかり耐えられる強度です。もちろん素材はポリカーボネートでANSI規格相当の性能があります。
【快適性】アジアンフィットモデルのため日本人の顔にフィットしやすく、装着感は快適です。上下に設けられた換気孔(ベンチレーション)とレンズ防曇コーティングにより、曇りにくさも確保されています。実際に眼鏡をかけて使っているユーザーからは「ようやく眼鏡でも快適にプレイできた」という声が多く、曇りに関しても「想像以上に曇らない」と評価されています。
デメリットらしいデメリットは少ないですが、強いて言えば通常のX800と比べてフレームが大きい分やや見た目がゴツいところでしょうか。また、重量も若干増えるため長時間の装着では鼻に跡がつきやすいとの意見もあります(クッションパッドを調整して対応可能)。眼鏡ユーザーや広めのゴーグルが欲しい初心者にはベストチョイスの一つです。
ESS プロファイルNVG ターボファン (アジアンフィット) – 究極の防曇性能を誇るハイエンドモデル

- 小型ファン搭載で曇りとは無縁のクリアな視界を実現。レンズ強度が非常に高く安全性最高レベル。ブランドの信頼性と実績がある。
- 非常に高価で入手コストが高い。ファンの電池やメンテナンスが必要。重量がやや重く装着感はしっかりしている分、軽快さには欠ける。
特徴と解説
世界的に有名な米国ESS社(Eye Safety Systems)のプロファイルNVG ターボファンです。こちらは米軍や各国軍隊で使用されている実物ミリタリーゴーグルで、内蔵ファンによる曇り防止機能が最大の特徴。
【安全性】は折り紙付きで、厚さ2.8mmのバリスティックレンズは実弾の破片にも耐えるほど頑強です。サバゲーで使うには性能オーバースペックとも言えるレベルで、「当たり前だが被弾で傷一つ付かない」高い信頼性を持ちます。
【快適性】は、何と言ってもターボファンの効果で「とにかく曇らない」ことに尽きます。湿度の高い夏場でもスイッチ一つでファンが作動しレンズを強制換気してくれるため、どんな状況でもクリアな視界を維持できます。防曇コーティングももちろん施されており、まさに曇り対策に関してはトップクラスです。また、こちらもアジアンフィットモデルが存在するため日本人の顔にもフィットしやすくなっています。
ただし価格が非常に高価なのが難点で、初心者にとっては思い切った投資になります(数万円クラスの価格帯です)。さらに内部ファン用に単三電池が必要で、使用時にファンの僅かな駆動音が聞こえるなど、他の安価なゴーグルとは異なる点もあります。
実際のユーザーからは「値段は高いが一度使うと他には戻れない」との声があり、特に曇りに悩まされ続けてきた人には救世主的な存在でしょう。一方で「ファン無しでもそれなりに曇りにくいが、ファンの故障が怖い」という意見や、「重装備なので初心者が最初に買うにはハードルが高いかも」との指摘もあります。
総合すると、とにかく曇りを防ぎたい人向けの最強ゴーグルですが、価格面も含めて上級者向けの要素が強いため、予算に余裕があって本気で良い物を求める初心者におすすめします。
SWANS (スワンズ) タクティカルゴーグル SG-2280 – 日本ブランドが本気で作った高品質モデル

- 日本メーカー製で品質管理◎。米国規格適合の高い防護性能。通気構造が優秀で曇りにくく、フィット感も日本人向けで快適。カラーバリエーション豊富で好みに合わせやすい。
- 価格が高めで予算重視の人には手が出にくい。重量は少し重め。実店舗での取り扱いが少なく試着しづらい場合がある。
特徴と解説:
日本のアイウェアブランドSWANS(スワンズ)がサバゲー向けに開発したタクティカルゴーグルです。スワンズはスキー・スノボ用ゴーグルなどで有名なメーカーで、その光学技術と品質管理をサバゲー用ゴーグルにも投入した意欲作です。【安全性】は折り紙付きで、レンズの耐衝撃性はアメリカの安全規格を取得済み。
厚みのある堅牢なレンズがBB弾から目を確実に守ります。フレームとレンズの間に直径6mm以上の物体が通らない特殊フィルター構造が施されており、通気を確保しつつ弾や破片の侵入を防ぐ工夫もなされています。
【快適性】では、通気孔(ベンチレーション)の配置により曇りにくさが非常に高いレベルにあります。さらに国産ブランドならではの日本人の顔に合ったデザインを採用しており、フィット感も抜群です。実際に装着するとズレにくく、隙間なくフィットするのに締め付け感が少ない絶妙な掛け心地との評価があります。
カラーバリエーションも豊富で、クリアレンズだけでなくスモークやライトスモークなどレンズ違いモデルも展開しています。デメリットとしては、価格が1万円以上と高めな点と、市場流通量がそれほど多くないため実物を試着できる機会が少ない点です。
また、性能を追求しているぶんやや重量がある(約150g前後)のと、見た目が本格的すぎて「いかにもゴーグル」という感じになるので、シンプルなメガネ型を好む人には向かないかもしれません。
しかし予算が許すならぜひ手に入れたい一品であり、「国産ブランドの安心感と高性能を得たい」というサバゲー初心者には大いにおすすめできます。
LayLax (ライラクス) SATELLITE タクティカルグラス バックルタイプ – 軽量コンパクトで扱いやすい入門モデル

- 軽量で装着が簡単(バックル式)。眼鏡の上から掛けられ、ヘルメット併用もOK。フレームが柔軟でフィット感良し。国内メーカー製で入手しやすく価格も手頃。
- 通気孔がなく曇りやすいため、防曇対策必須。目以外の顔の保護はできないので別途マスク等が必要。密閉型に比べると極稀に隙間からBB弾が入るリスクはゼロではない。
特徴と解説
国内サバゲー用品メーカーLayLax(ライラクス)のブランドSATELLITEから発売されているタクティカルグラスです。こちらはゴーグルというよりシューティンググラス寄りのデザインで、フレーム両端にバックルが付いており、カチッと留めて装着できるユニークなモデルです。
【安全性】はサバゲー専用品ということでしっかり確保されており、耐衝撃ポリカーボネートレンズが使用されています。完全密閉型ではありませんが、目の周囲を覆うようにカーブしたレンズ形状とゴム製フレームで、被弾時の衝撃や異物の侵入を防ぎます。
【快適性】では、ヘルメットやキャップを被ったままでも素早く着脱できるバックル式ストラップが便利です。頭からすっぽり被る必要がないため、髪型を乱しにくく女性にも好評です。
フレームが柔軟な樹脂とラバーで構成されており、フィット感と強度のバランスも良好。さらにメガネユーザーにも配慮された設計で、眼鏡の上からそのまま装着可能となっています。
視界も広く、シンプルで無駄のないデザインです。ただし通気孔が一切ない密閉フレームに近い構造のため、何も対策しないとレンズが曇りやすい傾向があります(製品にも「曇り止め剤の併用推奨」と記載)。実際の使用では、「しっかり曇り止めを塗れば問題なく使えるが、そのままだとやはり曇る」との声があります。
また、シューティンググラスに近い分、防護範囲は目の周辺部のみなので、頬や鼻などは別途フェイスガードで保護する必要があります。価格は5千円前後とお手頃で、コスパ重視の入門用に適しています。軽量で扱いやすいので、「フルフェイスはちょっと…でも普通のゴーグルも窮屈…」という初心者にピッタリでしょう。
Bolle STORM シューティングゴーグル – メガネ感覚で使える格安入門ゴーグル

- 価格が非常に安くコスパ最強。軽量でメガネのような装着感で疲れにくい。オープンな形状で視界が広く曇りにくい。ストラップ併用可で安定性も確保できる。
- 密閉式でないためフィールドによっては使用NGの可能性あり(規定要確認)。側面や上下に隙間があるので被弾角度によっては注意が必要。耐久性・防護性能は密閉ゴーグルに一歩劣る。
特徴と解説
最後に紹介するのは、再びBolle社からSTORM(ストーム)というモデルです。こちらは見た目がほぼ透明な保護メガネタイプで、シューティンググラスとゴーグルの中間のような位置付けの製品です。日本国内でも「ストーム」の名称でDIYや工事用の保護メガネとして広く流通しており、価格も非常に安価なのが魅力です。
【安全性】については、工業用安全めがねとして設計されているため一定水準の耐衝撃性はクリアしています。
ただし完全に顔に密着するデザインではないため、眉や頬のあたりに少し隙間があります。そのためサバゲーで使う場合は、帽子を被るなどして上部の隙間からBB弾が入らないよう工夫するとより安全です(上下に通気用の穴がある仕様です)。
【快適性】は抜群に高く、普通のメガネにかなり近い装着感です。とても軽量で、鼻あて部分もソフトな作りなので長時間つけていても疲れにくいです。フレームレスに近いデザインで視界も広々としており、曇りにくさもシューティンググラス型なので良好です(さらに上下にベンチレーションがあることで空気がこもりにくい)。
また「眼鏡対応」と銘打たれており、大きすぎない眼鏡であれば上から重ね掛けすることも可能とされています(実際には自分の眼鏡フレーム形状によりますが、小ぶりなものなら併用可)。ストラップバンドも付属しているため、普通の耳にかけるメガネ形状としても、付属バンドで頭部に固定するゴーグル形状としても使えます。
実際の使用者からは「とにかく安いのに機能的」「普段はメガネ型で使い、激しく動くときだけバンドをつけられる柔軟さが良い」と好評です。反面、「サバゲーフィールドによってはシューティンググラス扱いで使用不可の場合がある」点には注意が必要です(各フィールドのレギュレーションを確認しましょう)。
また、防御性能は上記で紹介した密閉型ゴーグルほど万全ではないため、安全面を最優先するならフルフェイスや密閉ゴーグルに軍配が上がります。それでも予算重視でまずはお試ししたい初心者や、「予備のゴーグル兼チーム用の貸出用に数個揃えたい」という場合には最適な一品です。
以上、7つのおすすめゴーグルを見てきました。それぞれに特徴があり、初心者の方は「自分の重視したいポイント」に合わせて選ぶと失敗が少ないでしょう。「とにかく安全第一で曇らないものがいい」「できるだけ安く始めたい」「眼鏡だから対応モデルがいい」など、ニーズに合わせて最適なゴーグルを選んでください。
おすすめゴーグルの比較表
各商品の主なスペックや特徴を価格・安全性能・フィット感・曇り対策の観点でまとめました。気になるモデル同士を比較する際に参考にしてください。
商品名 | 価格目安 | 安全性能 | フィット感 | 曇り対策 |
---|---|---|---|---|
東京マルイ プロゴーグル フルフェイス | 約7,000円 | ◎ 顔全体を保護・耐衝撃レンズ | ◎ 調整ストラップ有・メガネOK | ◎ 電動ファン+防曇コート |
Bolle X800 タクティカルゴーグル | 約6,000円 | ◎ ポリカーボネート厚レンズで耐衝撃 | ○ フィット良・メガネ非対応 | ○ 防曇コート・通気スリットあり |
Bolle X500 アタッカー (眼鏡対応) | 約6,500円 | ◎ 耐衝撃レンズ・安全基準適合 | ◎ 広めフレームでメガネ対応・密着感良 | ○ 防曇コート・換気孔あり |
ESS プロファイルNVG ターボファン | 約30,000円 | ◎ 軍用仕様で耐久性最高クラス | △ やや重め・メガネ非対応 | ◎ ファン搭載・曇り完全対策 |
SWANS SG-2280 タクティカルゴーグル | 約12,000円 | ◎ 米規格準拠レンズ・通気フィルター | ◎ 日本人向け設計・フィット抜群 | ○ 通気孔あり・防曇コート優秀 |
LayLax SATELLITE タクティカルグラス | 約5,000円 | ○ 必要十分な耐衝撃性・隙間やや有 | ◎ 軽量・バックル式着脱・メガネOK | △ 通気孔なし・曇り止め剤必須 |
Bolle STORM シューティングゴーグル | 約3,000円 | △ メガネ型で隙間あり(帽子併用推奨) | ◎ 非常に軽い・眼鏡感覚で装着可 | ○ オープンフレームで曇りにくい |
※価格は記事執筆時点の目安です(実売価格は変動する場合があります)。
※安全性能の◎○△評価は、防護範囲や強度の観点から相対的に判断したものです。いずれの製品もサバゲー用として必要な強度は備えていますが、より万全かどうかの目安としてください。フィールドのレギュレーションも併せて確認しましょう。
この比較表を見ると、例えば「安全性重視なら東京マルイやSWANS、ESS」「メガネユーザーならBollex500やLayLax」「予算優先ならBolle STORM」など、自分の重視ポイントに沿った選択肢が見えてきます。初心者のうちは安全面に余裕があるものを選ぶのがおすすめですが、ぜひご自身のスタイルに合ったゴーグルを見つけてください。
FAQ(よくある質問)
最後に、サバゲー用ゴーグルに関して初心者の方から寄せられるよくある質問とその回答をまとめます。
- 普通の眼鏡やサングラスで代用してもいいですか?
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いいえ、必ずサバゲー専用のゴーグルを使用してください。 普段使いのメガネやサングラスはBB弾の直撃に耐えうる強度がなく、被弾するとレンズが割れて破片が目に入る危険性があります。また、サバゲーフィールドのルールでも安全基準を満たしたゴーグル以外でのゲーム参加は禁止されています。必ず耐衝撃性能を備えたサバゲー用ゴーグルを着用しましょう。
- ゴーグルが曇って前が見えなくなります。どう対策すれば良いですか?
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ゴーグルの曇り対策としては以下の方法があります。まず、防曇(曇り止め)加工付きのゴーグルを選ぶことが重要です。既にゴーグルをお持ちの場合は、市販の曇り止めスプレーや曇り止めクロスをレンズの内側に使用しましょう。ゲームの合間ごとに塗り直すと効果的です。通気孔付きのゴーグルであれば、待機時間に一旦外して換気するだけでも曇りは軽減します。どうしても曇る場合、小型ファン付きのゴーグル(例:ESSターボファンや東京マルイプロゴーグル)への買い替えも検討してみてください。ファン付きなら高湿度でもほぼ曇りません。
- 眼鏡をかけています。眼鏡ユーザーにおすすめのゴーグルはどれですか?
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眼鏡ユーザーにはフレーム内が広めで眼鏡と併用できる設計のゴーグルがおすすめです。本記事で紹介した中では、Bolle X500 アタッカーやLayLax SATELLITE タクティカルグラス、そしてBolle STORMなどが眼鏡対応を謳っています。特にX500はもともと「メガネ併用可」として設計されており、テンプル部分のスペースがあるので比較的楽に装着できます。また、フルフェイスタイプの東京マルイ プロゴーグルも内部が広いので眼鏡の上からかけやすいです。選ぶ際は「眼鏡対応」「メガネOK」といったキーワードや実際の使用レビューを確認すると良いでしょう。どうしてもお気に入りのゴーグルが眼鏡非対応の場合は、スポーツ用の度付きインナーレンズを利用するか、コンタクトレンズの使用も視野に入れてみてください。
- フルフェイスタイプとゴーグル+マスク、初心者にはどちらが良いですか?
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初心者にはフルフェイスタイプをおすすめすることが多いです。 理由はシンプルで、目だけでなく顔(特に歯や鼻)も守れる安心感があるからです。初めてのサバゲーでは被弾の痛みや思わぬ怪我に不安があるものですが、フルフェイスならとりあえず顔は無傷で済むので安心してプレイに集中できます。ただしフルフェイスは視界の下部分がやや見えづらかったり、蒸れやすいデメリットもあります。一方、ゴーグル+フェイスマスクの組み合わせは、自分好みに組み替えられる利点があります。例えばゴーグルは曇りにくいもの、マスクは通気性の良いメッシュマスクにするなどカスタマイズが可能です。結論として、最初は安全重視でフルフェイスにして、慣れてきたり「もっと動きやすくしたい」と感じたらゴーグル+別マスクに挑戦してみる、という流れが良いでしょう。
- メッシュタイプのゴーグルは曇らないと聞きましたが安全でしょうか?
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メッシュ(網目)タイプのゴーグルは確かにレンズが曇らないというメリットがありますが、安全面で注意が必要です。プラスチックBB弾がメッシュに当たったとき、砕けた細かい破片が網目を通り抜けて目に入るリスクがあります。そのため、多くのサバゲーフィールドでメッシュゴーグルの使用は禁止または自己責任となっています。もしメッシュゴーグルを使う場合でも、裏に透明レンズを追加装着するなど破片対策を講じないと危険です。初心者の方には基本的にメッシュではなくクリアレンズタイプのゴーグルを強く推奨します。曇り対策は上記の通り他の方法で十分可能なので、安全性を優先してください。
まとめと次へのステップ
サバゲー初心者向けに、安全性と快適性を両立したゴーグルの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。目を守るゴーグル選びはサバゲーの基本です。自分にピッタリのゴーグルが見つかれば、フィールドでも安心感が違いますし、曇りやズレのストレスもなく思い切りゲームを楽しめます。
まずは予算や重視ポイントに合わせて、気になるゴーグルを試してみてください。もし可能であればショップで実際に装着してみたり、サバゲー仲間に借りて試すのも良いでしょう。最適なゴーグルは人によって異なりますが、本記事のランキングや比較表が選択の助けになれば幸いです。
最後に、ゴーグル以外の装備も含めて万全に準備しておくことをおすすめします。フェイスマスクや帽子、グローブなども初心者にはあると安心なアイテムです。安全に配慮しつつ、サバゲーならではの雰囲気とスリルを思いっきり楽しんでくださいね!
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