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【ルール】サバゲーやエアガンを楽しむのなら改正”銃刀法”は知っておこう 

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「銃刀法」って知っている?

このサイトをご覧の皆様も、サバゲーやエアガンに関わっていると一度は「銃刀法」という言葉を見聞きしたことがあると思います。
しかし、まだサバゲーを始めたばかりの方や、これからエアガンの購入を考えている方の中には、あまり詳しくない方がおられるのではないでしょうか?。

そこで今回は、「エアガン、サバゲーと銃刀法」というテーマで、「銃刀法」についてあまり詳しくない方に対して、ご説明したいと思います。

目次

サバゲーマーにとっての「銃刀法」とは?

「銃刀法」とは、簡単に言うと銃器や刀剣類を一般人が所持することを規制して、むやみに治安が乱れるのを防ぐ目的で施行されている法律です。
この規制の対象となるのは、ライフル、散弾銃、一定の威力を超えた空気銃等と、刃渡り15センチ以上の刀、刃渡り5.5センチ以上の剣、ナイフ類です。

ですから、日本のエアガンメーカーが製造している製品は、実銃ではなく「実銃を模したオモチャ」なので銃刀法の規制対象ではありません。
つまり、メーカー製のエアガンを箱出し状態で使っている限りは、銃刀法に抵触することはないので、安心して使ってください。

カスタムエアガンと銃刀法

先ほど「日本のメーカー製エアガンなら銃刀法の規制対象外」であると書きましたが、これはあくまでは「箱出し状態」での話です。
エアガンの楽しみ方の一つに「カスタム化」がありますが、このカスタム化したエアガンの場合に、時として「銃刀法違反」となってしまうケースがあります。
これについて、少しご説明いたします。

「外装カスタム」と「銃刀法」

皆さんがよく楽しまれるカスタムに「外装カスタム」及びドレスアップという手法があります。
この外装カスタムで気を付けていただきたいのが、ハンドガンのアルミスライドや金属製フレームについてです。
というのも、元はプラスティック製エアガンであっても、フレーム及びスライドを金属製に換装するとエアガンとしてではなく、「金属製モデルガン」として規制対象になってしまうからです。

金属製モデルガンは、1970年代に犯罪に使用される例が出てきたため、1970年(昭和46年)の改正銃刀法によって、「外観の色を黄色もしくは白色に塗り、銃口部を閉塞すること」と定められています。

したがいまして、プラ製エアガンのスライドをフレームを金属製に換装した場合は、銃口を塞がないと、金属製モデルガンとみなされ「銃刀法」違反になってしまいます。
また、「エアガンとして組まずにパーツとして所持している場合」も、いつでも組み込める状態とみなされ、警察がその気になればいつでも取締対象となってしまうので、注意が必要です。

スライドかフレームのどちらかだけなら、金属製パーツに換装してもOKですので、外装パーツに金属製を使う場合には、スライドかフレームのどちらかだけで楽しんでください。

エアガンの銃口初速規制とは?

エアガンの外装カスタムは主にハンドガンだけの話ですが、この「銃口初速規制」に関しては全てのジャンルのエアガンに関わってくるので、外装カスタムよりも注意が必要です。

現在のエアガンは「銃口から1メートル離れた位置で、1平方センチメートル当たりの威力が6ミリBB弾で0.989ジュール、8ミリBB弾で1.64ジュール未満」という銃口初速規制がなされています。
これを解りやすく説明すると6ミリBB弾の銃口初速が97m/sぐらいになります。

しかし、これはBB弾の直径が6ミリの場合であり、現在の6ミリBB弾の殆どが5.95ミリであることを考えると、94~95m/sぐらいが上限であると思っていただいて間違いありません。

ちなみに、この初速規制で、いままで1J以上のエアガンで、電動ガンのアウトレンジから狙撃していたスナイパーは、ほぼ絶滅してしまい、現在の初速規制下で生き残っているスナイパーは戦術的にフィールドワークを身に着けているスナイパーか、「流速チューン」などで初速規制下でも電動ガンよりも有効射程を伸ばしているエアガンを使うスナイパーです。

現在の国内メーカー製エアガンであるなら、全てこの規制内に銃口初速が保たれていますから、気にすることはないのですが、内部カスタムなどでスプリングレートを変えている場合は、この銃口初速規制値をオーバーして、「準空気銃」として取締対象になる場合も考えられるので、内部カスタム等でスプリングを交換される方は、くれぐれもお気をつけ下さい。

海外製エアガンと「銃刀法」

海外製のエアガンメーカーは日本のメーカーと違い、銃刀法といったものに縛られる製品作りをしていません。そのため、日本向け仕様で作られた製品以外の場合、時にこの銃口初速規制値をオーバーしている製品も過去には見受けられました。

現在では、正規代理店で扱う製品が多くなってきたので、そこまで神経質に考えなくても良いのですが、個人による輸入製品の場合は、やはり注意が必要です。また、一部の海外製ハンドガンには、スライド、フレームとも金属製のものがありますので、海外製ハンドガンを購入する際には、十分に気をつけてください。

せっかく大枚をはたいて買っても、規制対象品であったり、フィールドでのチェックで使えない!なんてことは、是非とも避けたいものです。

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